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クルマとミニカーのにわか道楽日記

タイトルとかけ離れた事ばかり好き勝手に書いてます。

ホルミシス効果。

ご訪問、ありがとうございます。

ちょっと気になるテレビを見たのですが、
その中で出てきた言葉が「ホルミシス効果」。

何だそれ??
ウィルスミス?

それが、ちょっと興味深い内容でした。

私が見たのは、チェルノブイリ周辺の生態調査の番組です。

1986年に起こった原発事故。

その後、多くの科学者が調査・研究をしているのだそうですが、
その番組では放射線による生物への影響についてまとめていました。

特に意外だったのは、突然変異(いわゆる奇形)についてです。

ツバメを調べた結果は、私がイメージしていた通り。
生存率は30%。体に腫瘍のあるツバメも多数見られたそうです。

でも、ツバメは渡り鳥。同じ場所にとどまっているわけではありません。

なぜ?

それは渡り鳥という特性によるのだそうです。

長旅で、ツバメは大量の抗酸化物質を消費するそうですが、
この抗酸化物質が、放射線の影響を防ぐ役割をするもの。

それが少ない為に、放射線の影響を受けやすくなるそうです。


でも、ネズミは、通常の1千倍もの放射線を浴びる地域でも、
放射性物質は体内に蓄積されているのですが、
異常が見られたネズミは一匹もいなかったそうです。

私の思っていた放射能のイメージとは全く異なります。

なぜ?

それが、「ホルミシス効果」。

低い刺激を与えて、体に良い効果をもたらす事なのだそうですが、
この効果が表れていたようです。

説明すると長ーくなってしまうので、
簡単に言うと「耐性」が出来る事のようです。

チェルノブイリの森で生きるネズミには、これがあります。
なので、普通のネズミと寿命も変わらず、繁殖をつづけています。

そして、放射線以外にも化学物質に対する免疫力をつけているのだそうです。

その化学物質は、薬として使用されているのですが、
副作用があるもの(多分抗がん剤ですかね?)。

この研究が進めば、多くの人が苦しみから解放されるかもしれません。

また、現在のチェルノブイリ原発周辺は、自然豊かな森となり、
多くの動物が暮らしているそうです。

ただ、不安定な政治や厳しい財政で、揺れているとも。

とても興味深い番組でした。

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